また来ましたね・・・
ホントやめてほしいですわミサイルとか。
ニュースで街の声とか聞いても、鳴ったところでどこに逃げれば良いかわからないとか言ってますし、実際に田舎の方だと地下なんてないです。
というか、札幌だって地下街とか地下鉄とかありますが、ミサイルが発射されてもものの数分で日本に到達するんだからそんなに早く避難なんてできないですよ。
実際にJアラートが2回なってますが避難した人ってほとんどいないですよね・・・
これってオオカミ少年の話みたくならないんですかね?
「オオカミが来るぞ〜」
と毎日のようにウソをついていた少年が、本当にオオカミが来た時に町の人々に教えても誰も信じてくれなかった的な。
政治的にも色々問題があるんだと思いますが、タカポンが願うことはひとつです。
「平和に暮らしたい」
これに尽きますよね・・・
そんなタカポンですが、どうやら平和に暮らす事が出来ていない子から
「ちょっと相談したいことがあるんだけど」
とお誘いを受けて、つい先日ご飯を食べに行ってきました。
その子はけっこう前から仲良くしているホステスさんなのですが、なんか目にクマとかあって随分やつれた感じです。
お店につくなりいきなり
「ちょっとこれ見てよ」
とスマホを取り出してきました。
見せられた画面には一人の人からの鬼のような着信履歴が!!!
そう、この子はストーカー被害にあっていたのです。
まあこの手の話はよくあるんですけど、ホステスさんのストーカーになってしまうお客さんて多いですよね・・・
タカポンが思うに、ストーカーはもちろんやっちゃいけない行為だと思うし、ニュースとかでも殺人事件に発展しちゃってるケースとかもあります。
警察だって実際に被害が出ないとほとんど動いてくれないみたいだし、怖い思いをしている女の子も多いはずです。
ただね、ホステスさんの営業方法にも問題があるんじゃないかってことですよね。
いや、わかるんですよ、仕事だしね!
でも過度な色恋営業はほどほどにしておいた方が良いんじゃないですかね?
このホステスさんは絵に描いたような超色恋型ホステスさんなんですよ。
自業自得って部分もかなりあるんですよね・・・
とは言っても、ストーカーになっちゃたからには放っておく訳にも行きません。
そう言っている間にもストーカー君から着信が!
あんまり首突っ込みたくはないんですが、仕方なくタカポンがお話することに。
こういうストーカーって下手に刺激するとホント危ないです。
昔20代前半の頃です、ストーカーってほどでもないんですが、知り合いの女の子が好きでもない男の子から言い寄られてるってことで諦めさせてほしいってことで電話したことがあったんですよ。
その頃はまだ若かったんで電話口で
「テメェウザいんだよ!いい加減諦めろや!!」
と怒鳴り散らして撃退したことがあったんですが、若気の至りとは言え今思うと恥ずかしい限りです笑
タカポンも女の子も相手の男の子もまだ若かったので良かったんですが、大人が相手だとそうもいきませんからね。
こういうストーカー気質な男って精神年齢は子供なクセに下手に歳食ってる分余計な知識なんかもついています。
あんまり無茶なことを言っても恐喝になったりする可能性もあります。
ということで冷静に話をしなければなりません。
ここでタカポンは闇金ウシジマ君で、ウシジマ社長が風俗嬢にストーカーしていた男を説得する場面を思い出します笑
クレーマー対応とかでも同じなんですが、相手の人って単純に自分の想いを聞いてほしいって部分が大きいです。
それか犯人を説得する刑事さんとか笑
まずは相手の言い分というか、言いたいことを吐き出させることから始めます。
特にホステスさんに対して恋愛感情を持ってしまう場合って、使ったお金に比例して重くなってしまいます。
「こんなにたくさん使ったのに何でその想いに応えてくれないんだ」
という感じですね。そもそもホステスさんをホステスさんと思っているウチは口説くこととかできないです。
なので、お金を使ったから口説けると勘違いしている時点でアウトですね。
同じお金を使うでも使い方ってものがあるのですが、そんなこともわからずにとにかく口説きたい口説きたいでガッついてしまうのが特徴です。
ストーカーにかぎらず人間はみんな自己中な生き物だとは思うのですが、結局のとこ自分のことしか考えていない人って多いです。
それを否定するような正論を言っても火に油を注ぐようなものなので言いませんがね笑
このホステスさん仮にA子ちゃんとしましょうか。相手の男をBさんとします。
タカポン「もしもし?」
B「・・・・」
B「あんた誰?」
タカポン「A子ちゃんの友達なんですけど」
B「なんで勝手にこの電話出てるの?彼氏なの?A子はいるの?」
一気に質問してくるんじゃねー!!
タカポン「A子ちゃんが困ってるみたいなんですよね」
B「なんでA子ちゃんが困るの?君が困らせてるの?」
タカポン「いやBさん、なんでこんなにたくさん電話してくるんですか?」
B「そんなこと君に関係ないでしょ、いいからA子に代わってよ」
タカポン「代わって何をお話するんですか?」
B「だからお前に関係ねえだろ!早く代われよ!」
う〜ん、冷静に冷静に・・・
タカポン「わかりました。じゃあA子ちゃんに代わります。その代わりひとつ聞いても良いですか?」
B「なに?」
タカポン「A子ちゃんとどうなりたいと思っているんですか?付き合いたいと思ってるんですか?」
B「・・・」
タカポン「BさんはA子ちゃんと付き合いたいもしくは結婚も考えている?」
B「・・・」
タカポン「違うんですか?A子ちゃんのことが好きなんですよね?」
タカポン「本当は普通にお話がしたいだけなんじゃないですか?無視されるのがツライんじゃないですか?」
B「・・・A子と話がしたい・・・」
ちょっと口調が弱々しくなります。
タカポン「A子ちゃんと楽しく会話がしたいですよね?」
B「・・・うん」
タカポン「わかります!A子ちゃんめっちゃ可愛いですもんね!話してるとめっちゃ楽しいですよね?」
B「・・・うん」
タカポン「笑ってるときが一番可愛いと思うんですよね〜」
B「そうだね」
タカポン「じゃあずっと笑っててほしいですよね」
B「なに?君はやっぱりカレシかなんかなの?」
タカポン「違いますよ。普通の友達です。」(本当はヤッタことあります笑)
B「じゃあ俺たちの問題だから関係ないでしょ」
タカポン「はい、関係ないです。でもBさんも彼氏じゃないですよね?」
B「そうだけど・・・」
タカポン「彼氏じゃないけど友達なんでA子ちゃんの味方です。かといってBさんの敵でもないですね。」
タカポン「もしアレならA子ちゃんとBさんの仲を取り持ちましょうか?」
B「マジで?」
タカポン「全然良いですよ。」
タカポン「やっぱり、BさんはA子ちゃんと付き合いたいんですよね?」
B「うん、てかホントに?」
タカポン「ホントですよ!応援しますよ!」
A子「ちょっと!」
小声でタカポンに言い寄るA子ちゃんを静止して大丈夫のサイン。
タカポン「まず作戦会議しましょうよ!A子ちゃんと付き合うための!」
B「作戦?」
タカポン「A子ちゃんと付き合うためにはまずA子ちゃんに嫌われたらダメじゃないですか?」
B「嫌われてないし」
タカポン「そうですね、Bさんは嫌われてないですよ。」
タカポン「じゃひとつ考えてみて下さい、Bさんの知り合いの女の子で好きでもなんでも無いすっごいブスな子から毎日何十回も電話が来たらウザくないですか?」
B「そりゃウザいでしょ」
この人は自分のことを棚に上げてなんとまあ・・・
タカポン「そうなんですよ。ただ、まだ付き合ってはいないってことはAさんの電話の回数もちょっと多いかもしれないんですよ」
B「・・・・」
タカポン「いや僕は全然モテない方なんですけど、女の子と付き合うのって、徐々に仲良くなっていく感じが多いと思うんですよ。」
タカポン「電話とかLINEの回数がちょっとずつ増えたり、二人で遊びに行く回数が増えて行ったり」
B「・・・・」
タカポン「その子のことを考える時間がだんだん増えていって」
タカポン「で、やっぱり好きな女の子が喜ぶことをしてあげるのが一番良いんじゃないかな〜って思うんですよ」
B「・・・・」
タカポン「A子ちゃんが喜びそうなことを考えるのって楽しいじゃないですか?」
B「・・・・」
B「もういいよ。」
B「ホントはわかってるんだよ。」
B「A子はキャバ嬢で俺は客だってことくらい。俺もいい大人だから」
B「でもA子のこと考えると、ついついおかしくなっちゃうんだよ。」
B「ホントは君が彼氏なんだろ?最初は認めたくなかっただけだから・・・」
B「なんか君良い人っぽいし、俺じゃ勝てなさそうだし・・・」
B「A子にごめんとだけ伝えておいて」
会話については大分省略している部分もありますが、おおよそこんな感じだったかと思います。
今回はたまたま運が良い事にストーカー気質ではありますが、まともな人が相手だったので事なきを得ることができました。
ストーカーと言ってもその線引きは微妙なとこだと思います。
例えば、3回とか5回くらい告白してフラれても、諦めないで告白したら成功した!なんてパターンもけっこうあったりします。
一日に何度も何度も電話したり、家にまで行くというのは完全にアウトですが、好きになってしまうと行き過ぎた行動に出ちゃう場合ってあると思うんですよね。
てなわけで、ホステスさんにはいくら仕事とは言っても、過度な色恋営業なんかには十分に注意してもらえればなと思います。
そして普通に恋愛して平和に暮らしたいと願うばかりのタカポンなのでした。