ニュークラやキャバクラで絶対やってはいけない行為のひとつに【説教】というものがあります。

あ、一応勘違いしないように書かせていただくと、ニュークラ嬢やキャバ嬢を口説きたいなら【説教】はNGな行為であります!
まあ、口説くとか関係なしに説教する客ってけっこう痛いと思うのですが・・・

仮に100%お店側に落ち度があったとしても、笑って許せるような器の大きな人の方がかっこいいと思っています。

 

でも、気持ちもわからなくはないんですよ。タカポンも三十路を超えてからと言うもの

「近頃の若いもんは!」

って思うことが随分増えたものです笑

 

これでも同年代の結婚している人とかと比べると若い年齢の人と接する機会も多いので、まだまだ気持ち的には若い気でいるのですが、やっぱりオヤジ化は着実に進んでいるのだなと実感してしまいます。

一番気になるのは言葉使いですよね。
特に最近の10代のホステスとかだと、もう言語が違うと言っても決して大袈裟ではないですよね・・・

この件に関してはベテランホステスさんであれば共感してもらえる点でもあるので、そんな話で盛り上がったりしてるのですがね笑

 

 

 

 

で、先日友人達と5人で飲みに行く機会があり某ニュークラ店に行きました。
まあ5人で入れただけでも奇跡的だと思ったのですが、案の定マンツーマンにはならないワケです。
で、ちょうどタカポンには女の子がついていなかったので、店内の他のテーブルを何の気なしに見ていたのですが、何やら面白そうな卓があったので、少しの間観察していました。

 

その卓には、どういう経緯かはわからないけど6〜70代くらいのお客さんが一人と、おそらくヘルプであろう二人の女の子が座っていました。

どこぞのVIPな方が指名嬢の他に、場内で二人も呼んだのかな?なんて思って見ていたのですが、その二人の女の子がずっと俯きがちなんですね。

ちょっと聞き耳を立てて会話を聞いていると、どうやらそのお客さん(おじいちゃん)は説教をしている感じなんんです!!しかもそのおじいちゃんかなり酔っぱらって出来上がってる感じです!!

 

おじい「黙っててもわかんないだろ〜?」

おじい「謝ったからいいってもんじゃないだろ〜」

おじい「だいたいこっちは客として来てるんだからな」

 

う〜ん、説教と言うか最早クレーマーのレベルの発言を連発しています。
ボーイさんは何をしてるのだろう?と思ってフロアを見渡してみましたが、店内も混んでいててんやわんやな状態です。
可哀想な女の子たち・・・

と思いつつも何だか楽しくなって来て、こっちの席に女の子がついてもそっちのけで、おじいのことを観察してみました笑

 

で、しばらく見ていると状況が飲み込めてきました。

どうやら、おじいの指名した子は人気嬢の為、他にも何卓か被っていて全然おじいの席に着かないみたいなんです。
まあ、人気嬢であれば指名が被りまくって1セット60分のうち10分しか着かないなんてことは結構あります。

それで怒っちゃうお客さんというのは多いみたいですね。
それで、ヘルプの子に文句を言っているという状況のようです。

ヘルプの子には優しくしましょうね〜笑
詳しくはこちらの記事にも書きましたがおじいには関係ないのかな?

 

でも、おじいのテーブルにはボトルが焼酎やワインなどのボトルが何本か置いてあるので一応太客な雰囲気はあるのですが、言っていることが何ともケチくさいんですよね・・・

おじい「この時間もお前の指名料掛かってんだからな〜」

おじい「お前ついてから2杯飲んでるだろ〜」

 

おじいの言いたいコトは主にこんな感じでした

・指名してる子が全然着かない
・勝手に場内指名いれてここにいるだろ?
・延長してるから指名料が6人分掛かってる!
・指名の子が戻って来ないからドリンク代がたくさん掛かっている!

 

まあこの主張ほぼ的外れなのですが、そこへようやく指名している嬢が戻って来たのです!

確かに人気があるだけあって相当な美人さんです。
そして席につくなり

「おじい!何暴れてんの!恥ずかしいでしょ!」

と一喝したのです!!!

 

まあ、この時点ではおじいもまだ怒っている状態なので反撃に出ます!

 

おじい「お前がなかなか来ないからだろ!」

指名嬢「仕方ないでしょ!仕事なんだから!何こどもみたいなこと言ってんの!」

ちょっとだけ怯むおじい・・・

 

そして、矛先を他の子にむけるおじい

おじい「こいつが勝手に場内入れてるから・・・」

指名嬢「何言ってんの!場内なんて入ってないから!」

おじい「え?そうなの?こいつそんなこと言ってなかっ×%$")!H&」

語尾がよくわからなくなるおじい・・・

 

ヘルプ嬢「あの、さっき言ったんですけど・・・」

おじい「さっき言ったの・・・か?」

おじい「お前ちゃんとわかるように言わないとダメだろ%'"&#」

おじい「じゃあ延長した分の指名料は・・・・」

指名嬢「延長に指名とか掛かってないから!」

おじい「そ・・・そうなの・・・?」

もうかなり弱って来るおじい

 

おじい「こいつが飲んだドリンクは・・・」

指名嬢「ボトルの飲んでるんだからドリンク代かかってないでしょ!」

 

おじい「え・・・・そ・・・そうなの・・・?」

おじい「じゃあなんでこの子ここにいるの・・・?」

指名嬢「おじいが暴れるから一人じゃ手に負えなくて二人つけたんでしょ!」

指名嬢「忙しいのに無理言って!」

指名嬢「って、席抜けるときに言ったよね〜?」

 

おじい「ご・・・ごめんなさ%$")!@+:>&」

おじい意気消沈・・・

 

 

ということで結局のところ全ておじいの被害妄想と勘違いと物忘れが原因であって、女の子たちには何一つ非が無かったようです笑
この指名嬢の

「おじい!」

というセリフがず〜っと頭に残ってます。

 

さらにこの指名嬢が人気嬢だとわかるのが、一連の流れの後で最後に

 

指名嬢「まあ、そんなおじいの可愛いとこが好きなんだけどね♡」

と言って腕に抱きつく瞬間でした・・・

 

指名嬢コワっ!!!!

 

きっとおじいは今日も指名嬢目当てにあのお店に通ってるのでしょうね・・・